「紙に書いた願い事は叶う」という内容がありました。
いろいろなバージョンがあるようで、
「手帳に書くと叶う」とか、
「ノートに書くと叶う」とか、
「書いたものを壁に貼る」とか、
著者によって違いますが、
基本的に「書けば叶う」というのは同じです。
あれあれ?
どこかで聞いたぞ?
と思っていたら、面白いバージョンもありました。
「『こうなりたい』と思う自分のモデルが書いてある本を、
21日間、毎日、パラパラ眺めるだけで、
潜在意識に焼き付いてそうなる」
これを読んだときは噴き出してしまいました。
まるっきり、神社の21日祈願ではないですか。
だいたい、こういう「自己啓発系」は、
「潜在意識」だの「脳」だのに呼びかけることで、
「目に見えない力が動き出す」というものです。
ワールドメイトで教わった内容から判断すると、
たしかに一部は本当だと思います。
毎日、自分の意識に働きかけていれば、
少なくとも「自力」は動きます。
いろいろな神法、霊法にも、
そういう要素がないわけではありませんから、
全面的に間違っているとはいえないのですが、
自力ばかりではどうにもならない壁があるのも事実。
まして、自力に凝り固まって視野が狭くなり、
周囲に「傲慢」「頑固」という印象を与えたり、
本来の天命とは逆に行ったりという危険性には、
あまり気づいておられないようです。
かといって、自力だけでもだめ。
いい具合に神仏(他力)を動かし、
より高い見地から、先々のことを見通しながら、
本当に必要なものが開くよう、
神仏に導いていただくというのが、
最も、安全でスピードも速いやり方のはずです。
悲しいかな、自己啓発本の著者の方々は、
本当の神仏(他力)に会ったことがないので、
ひたすらに自力を強調するしかないのでしょう。
ワールドメイトの会員ならば、さしづめ、
単純に「書けば叶う」というのではなく、
「書いたものが神仏に届いたら叶う」というべきですね。
そのための手段がたくさんあります。
代表的なのは人形形代です。
神様にお手紙を書くつもりで、
一枚一枚真心込めて書けば、ありやかな証を実感できます。
絵馬代ならば、21日間続けることができます。
いずれも、「自力」の壁では超えられない、
不思議な限界を、自然に突破させていただき、
奇(くしび)なる証をいただけるのが特徴です。
世間の人々が、
自己啓発本だとかスピリチュアル本を読みあさり、
「なかなかうまくいかないなあ」と悩んでいる間に、
私達は、何千歩も先を行かせていただいていることを、
あらためて実感しました。
深見先生に、感謝です。